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公立高校入試問題の分析

6月20日に県教育局から24年度公立入試問題の分析が発表されました。
全日制受験者45942名の5科合計の平均点は237.9点。
昨年前期の243.2点から5.3点の低下。

昭和52年以降過去最低の点数でした(合計200点の場合は500点に換算)。
この分析をもとに、24年度入試問題を見てみましょう。

国語:59.7点(昨年前期より+7.0点)
漢字の読み書きや説明的文章の読解、古典などで通過率が上昇していた。
記述問題や「適切でないもの」を選ぶ問題の無答率は約20~30%弱程度。
作文の通過率は58.9%だった。

数学:36.5点(昨年前期より-3.9点)
得点分布では21~25点の生徒の割合が一番高かった。配点50点の大問1
の概算の通過率は61.5%で、平均30.7点(昨年前期通過率50.5%、
平均25.3点)よりは上昇。大問2、3、4の特に関数・図形の移動の問題の
通過率が低かった。

英語:44.1点(昨年前期より-3.3点)
大問1の放送を聞いて答える問題の通過率は50.8%、120語の大問2と
460語の大問3(会話文)の通過率が約50%だが、550語の大問4は
スピーチの内容を読み取る問題のせいか28.7%と通過率が低かった。
選択や穴埋め問題は通過率が高いが、記述問題になると大幅にできなく
なるのは変わっていない。

理科:48.7点(昨年前期より+3.5点)
大問1の基礎的な問題の一問一答の通過率は約50%と、ほぼバランス良く
解答されていたが、大問2以降のコケ類の問題や熱量の問題など移行措置
内容の問題は通過率が低かった。また、露点・天気に関する問題や溶解度
に関する問題もあまりできていない。

社会:49.0点(昨年前期より-8.5点)
地理分野の知識問題の通過率は比較的高いが、グラフの読み取りなどは
できていない。佐賀県の位置を示す問題や、歴史分野での江戸から明治
にかけての問題も通過率は低い。さらに資料の活用が絡むと更にできない。
公民分野・総合問題の大問5、6では通過率に関しては他分野と変わらない
が、無答率が高い(約20~30%)。


平均点は下がっていますが、生徒に記述問題にチャレンジさせようとする
方向性は正しいと思います。ただ、数学の平均点が40点を下回るのは問題
だと思いますね。

受けた生徒たちの反応も概ね「過去問より難しかった」という意見が多く、
数学・社会を得意にしている生徒の失敗がありました。

合格発表後に、入試の点数を生徒たちは聞くことができますが、その結果
「〇〇点で△△高校合格してた」という話が、特に最低点しかも下位校に
ついてまことしやかな話として生徒たちの間で囁かれ、「〇〇点取れば受
かる」みたいな思い込みを持つ生徒がいるという話です。

あくまでもこれは昨年度の入試に限った話であり、競争率や入試問題の
難易度如何によってまったく変わってしまうことです。

プラス思考も大事ですが、答案作成や入試に関しては少々悲観的に考える
ほうが良い、というのが私個人の意見ですね。
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まとめtyaiました【公立高校入試問題の分析】

6月20日に県教育局から24年度公立入試問題の分析が発表されました。全日制受験者45942名の5科合計の平均点は237.9点。昨年前期の243.2点から5.3点の低下。昭和52年以降過去最低の点数でした

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No title

ここ数年、公立入試の変更が続きましたが、落ち着いて欲しいものですね。
業者テストである程度の予想が出ていても安心できないようですから、特に内申の低い場合は当日次第です。
夏に総復習をして、9月からの模試で私立が選べますから頑張りましょう。

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プロ家庭教師さいたま

Author:プロ家庭教師さいたま
プロ家庭教師さいたまで家庭教師をしています。生徒さんの成績が上がると嬉しさいっぱいです。

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